竜崎「くすくす、そのときの花穂ちゃんの顔・・・くすくす」
花穂「や〜ん、もう言わないでぇ」
「あはは、僕も見たかったな」
花穂「ふえ〜ん、お兄ちゃままで〜」
竜崎「うふふ
じゃあ次は、あのこと話しちゃおうかな」
花穂「えっ、あのことって」
竜崎「ほら、この前、部室で・・・」
花穂「きゃーーー！それはダメぇーーー！」
竜崎「ちょっとだけならいいじゃない」
花穂「ぜったいダメです
あんなことお兄ちゃまに知られたら、花穂・・・」
竜崎「うふふ、冗談よ」
「なんだか気になるなぁ
竜崎さん、あとでこっそり教えてください」
花穂「や〜ん、ダメダメぇ」
竜崎「ふふふ」
竜崎さんって、けっこう御茶目な人なんだ
普段の姿からは想像できないな
花穂「もう、こうなったら竜崎先輩の恥ずかしい話をしちゃいますよ」
竜崎「え、何の話」
花穂「竜崎先輩はこの前、チアの練習前に・・・」
竜崎「ちょ、ちょっと花穂ちゃん、それは言わないって約束だったでしょう？」
花穂「うふふー、どうしようかなぁ」
「うーん、その話、すごく興味があるなぁ
花穂、あとで聞かせてよ」
花穂「うん。お兄ちゃまの頼みだったらしょうがないよね」
竜崎「か、花穂ちゃん！それにお兄さんも」
花穂「えへへっ、冗談、冗談」
「あはは、竜崎さん、おちついてください」
竜崎「うぅっ」
花穂「くすくす」
「ははは」
竜崎「ぷっ・・・くすくす」
花穂「うふふ
・・・
・・・」
「ははは・・・あれ？花穂、どうしたの？」
花穂「あのね、花穂、とってもとっても楽しいなぁって思ったの」
「うん、楽しいね」
花穂「お兄ちゃま。竜崎先輩。
今日はホントにありがとう
こんなに楽しいお誕生日は初めて」
竜崎「私の方こそ、ありがとうと言わないといけないわね
こんな楽しいパーティーに招いてもらったのだから」
「うん。こんなに楽しい時間を過ごせるなんて、僕も感謝しているよ」
花穂「花穂、思ったの
こんな楽しいことが、これからもずっと続けばいいなぁって」
「花穂・・・
そうだね
・・・
うん！きっときっと、これからも楽しいことがいっぱいあるよ」
きっと・・・
こんな楽しいことがずっとずっと続けばいいなぁ
花穂バースデーストーリー
ＥＮＤ２「竜崎先輩と３人でパーティー」