竜崎「今日は水泳の訓練をします」
花穂「す、すみませーん。あの、花穂、泳げないんです、けど・・・」
竜崎「なんで水陸両用ＭＳが泳げないのよ！」
花穂「だ、だって・・・」
竜崎「だって、じゃありません！もう、今日はその辺も含めて特訓よ！
泳げるようになるまで、オヤツは食べられませんからね！」
花穂「ふえーん」＜＜＜特訓中＞＞＞ パチャパチャ
竜崎「ほらほら、もっと足を伸ばして・・・もう、どうしてこんな簡単なことができないの！」
花穂「ごめんなさーい・・・ぐっすん」
兄「やあ、みんな。どうしたの？」
花穂「あ、お兄ちゃま」
竜崎「あ、お兄さん」
花穂「あのね、花穂・・・その、泳げな・・・」
竜崎「わーわー・・・あ、あの、その・・・こ、今度の水中からの潜入任務に向けてフォーメーションの確認を！」
竜崎「＜花穂ちゃん！あなた泳げないのがバレたらくびにされちゃうわよ！それに、もしそうなったら、私の管理能力を疑われて、今度のボーナスが・・・＞」
花穂「＜ふえーん。ごめんなさーい＞」
兄「あれ？そう言えば、花穂、泳げなかったんじゃなかったっけ？」
竜崎「えっ！？」
花穂「ええっ！お兄ちゃま、どうしてそれを？」
兄「あはは、僕は花穂のお兄ちゃまだよ。それくらい知ってるさ」
花穂「そうなんだ。よかった」
竜崎「よかねーよっていうか、どうしてこの子がウチの隊員なのー！」
邪風呂潜入作戦まで、あと１週間
がんばれ竜崎先輩
（続く）（ぇ